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第18回ドラフト杯出場 のりしお選手のキルクリップがすごい

ドラフト杯に出る選手の中にのりしお選手がいます。

この選手のクリップがめちゃくちゃ強い。

この動画、どうしてこのキルの順番になったかわかります?

たぶんなのですが、以下のような状況判断を経ています。

  • 塗り性能
    • 相手シャプマは高い。重い
    • 相手リッターは低い。重くない
  • スペシャルゲージ
    • 相手シャプマはカニを吐き終わっているので重くない
    • 相手リッターはゲージ量不明だが、おそらくシャプマより多い。重い
  • 射程
    • 相手シャプマには射程有利、クイボバトルに持ち込まれると五分、重くない
    • 相手リッターには射程不利で重い。現状こちらの射程圏内に持ち込めているので発射レート的にチャンスがある
  • 味方の位置
    • 右後ろに味方リッターがいる
      • 相手シャプマに射程を押し付けてくれる、重くない
      • 相手リッターとは五分五分の相性、リッター同士のPSの勝負になってしまって重い。野良で味方のPSに頼り切った動きは避けたい
  • 敵の位置
    • 左奥に相手のクイボが見える
      • 相手の二枚目のシャプマが復帰中だと判断できる
        • 二枚目シャプマが合流したとき、
          • 相手リッターと合流すると前衛1後衛1の堅い盤面になるし、リッターバトルの盤面になって重い
          • 相手シャプマと合流すると自分も味方も射程有利が押し付けられるので重くない

なので、試合を長い目で見た時に、すぐ倒せそうな位置にいるシャプマを倒すよりも、リッターの方が重いので、リッターを優先して倒したいという判断になったのでしょう。

この判断を0~2秒くらいで済ませる必要があるのがスプラトゥーンというゲームなのですが、 実際にこれをやってしまっているのがのりしお選手。すごい……!

特にヒラメ特有の視界の取り方がきれいです。 敵陣坂あたりを視界に入れている。 ここに誰か来れば合流を警戒しなきゃいけないし、来なさそうなら裏を警戒する流れになるからです。 敵高台への視野を一時的に落としている所もいい。長射程が目の前にいる以上、敵高台を取って痛手を負わせてくる相手は絶対いないので、ヒラメに慣れているだけでなく、編成も見ていることがわかります。

ドラフト杯ではどんな鮮やかなプレイが出るか楽しみですね。