紅茶はよく飲むのですけれど、ふだんづかいの茶葉はルピシアというお茶屋さんから買うようにしています。
とくに、フレーバーティーで有名ですね。ぼくもめちゃくちゃ好きです。
中でも、ブック オブ ティーという、たくさんのフレーバーのティーバッグが入っているやつをいつもいつも楽しみにしています。 みんなオ プランタンを買ったか!?買おう!
さておき、ここは長らく使っているお店で、それなりの数飲んでは来たので、おいしかった紅茶や飲み方についてメモを残しておこうという気持ちになりました。
以下はそのメモです。
4401 NILGIRI FOP
透き通る飲み口の茶葉、ニルギリのFOP。 ニルギリ全体の特徴として、甘味やうまみ控めですっきりさがあるのですけれど、これは存在感を保ったまますっきりしていて、おいしさにびっくりしました。 ルピシアではこれとアッサムだけリピしています。
しかも FOP ですからね。まだまだおいしい子がいるわけです。すごい……!
ぜひストレートで、浅めに出してみてください。朝にぴったりです。 ティーロワイヤルとかもよきです。
9208 PEACH MELBA
バニラとピーチのフレーバーが甘くはなやぐルイボスティー。
ルイボスティーは人を選ぶ味をしていますが、ピーチメルバはそのあたりのクセがずいぶん丸くなっていて飲みやすいです。 乳脂肪分多めの牛乳でミルクティーにするとバニラの丸みにさらに磨きがかかって、まるでお菓子みたいになります。
なのに鉄分もとれちゃう。やった~!
8200 茉莉花茶
スタンダードなジャスミンティーです。 すっきりした飽きのこない飲み口がいいです。毎年夏は、たくさん水出ししておくのが我が家の習慣です。
ただ飲むのもいいですが、中国のお茶菓子――月餅や甘栗、桃まんとか――は和菓子にくらべて濃い味のものが多く、そうしたものに似合います。 濃い味じゃないけど杏仁豆腐もいい!ぜんぜん香りを邪魔しないです。 でも、どこで中国のお茶菓子買うねん、みたいな話はある。聘珍楼いきましょう。
工芸茶や烏龍茶をはじめとして、中国は緑茶大国で知られていますが、ジャスミンティーはそんな中国茶を代表するフレーバーです。 ちなみに、さんぴん茶という沖縄のお茶もジャスミンティーのなかまなのですが、これはジャスミンティーが中国から船で運ばれてくる際に発酵したもので……(オタク)
ルピシアには茉莉春毫というフレーバーもあって、 こちらはおそらく、中国の茶葉の中でも最上級と言われる銀毫を使ったものだとおもいます。
ジャスミンに負けないくらいお茶の香りがよく立っていて、お茶の甘味やうま味がしっかりしているのでおいしいです。
浸出時間をながくとるとジャスミンがより強くかんじられます。好みに合わせて。
5589 FRAMBOISE CHOCOLAT
甘酸っぱいラズベリーの少しおとなな飲み口のフレーバーの紅茶です。 ショコラ、とはありますが、あまりチョコ感はありません。淹れ方がわるかったのかな。
でもチョコとはめちゃくちゃ相性が抜群!!お茶もチョコもどっちも引き立てあって最高です。フランボワーズだもんね、、、合うよね、、、
チョコのお菓子があったら迷わずに出しちゃいましょう!
8527 SHÉHÉRAZADE
名前の通り、千夜一夜物語で知られるアラビアの国々で飲まれている、ミントフレーバーの緑茶です。 でも、ただ単にミントだときついですよね、例えばミントジュレップとか。日本ではなじみのない味でウォッとなっちゃう。 そこにグレープフルーツを合わせることで、くせをうまく隠して、ぐっと飲みやすくアレンジされています。
すっきりするフレーバーということで方向性としてはジャスミンティーに近いものの、また違ったすっきりさがあります。 暑い時期にぴったりのフレーバーから気分に合わせて選んで、夏を涼しくたのしくすごしちゃいましょう!
8835 一二三
玄米茶とほうじ茶のあいの子です。
ほうじ茶は香ばしくておいしいですけれど、少しとがった味がしますよね。 それを玄米茶のやさしい丸みでふわっとつつんだ、ほっこりするブレンドになっています。 ぜひホットで!!
正直毎朝飲みたい。でもルピシアには他に飲みたい茶葉がたくさんあるので毎朝は飲めない。でも飲みたい。 お茶漬けとかしてもおいしいだろうなあ。。。